共生社会実現へ障害の有無など違いのある子どもが一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」をテーマにした集いが4日、福井県福井市の県国際交流会館で開かれたと5日付の福井新聞が報じている。福井県内の普通学校に通う障害児の親や、同教育に携わってきた教師が「共生教育」の現状や意義を報告した。
インクルーシブ教育は1994年のユネスコの「サラマンカ宣言」でうたわれた概念。昨年8月に成立した改正障害者基本法では、可能な限り、障害のある子どもとない子どもが一緒に教育を受けられるように配慮するとした。しかし、国内では障害児の多くが特別支援学校に通う「分離教育」が原則。県内でも特別支援学校に通う子どもの数は増加傾向にあるという。
集いは障害者との共生社会を目指す福井市の団体「あいじつ」(松川久資会長)が開いた。障害児の親や同会会員ら約50人が参加した。
全国私塾情報センター- 2012年11月9日 掲載
インクルーシブ教育は1994年のユネスコの「サラマンカ宣言」でうたわれた概念。昨年8月に成立した改正障害者基本法では、可能な限り、障害のある子どもとない子どもが一緒に教育を受けられるように配慮するとした。しかし、国内では障害児の多くが特別支援学校に通う「分離教育」が原則。県内でも特別支援学校に通う子どもの数は増加傾向にあるという。
集いは障害者との共生社会を目指す福井市の団体「あいじつ」(松川久資会長)が開いた。障害児の親や同会会員ら約50人が参加した。
全国私塾情報センター- 2012年11月9日 掲載