コンビニエンスストアの駐車場近くで女性の胸を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた知的障害者の男性被告(51)=宮崎市=の判決で、宮崎地裁は19日、無罪(求刑懲役1年2月)を言い渡した。
滝岡俊文裁判長は判決理由で「知的障害者として的確な応答が困難であるという事情を踏まえても、同意があったとする被告の供述は信用性がある」と判断。「合理的な疑いが残り、犯罪の証明がない」とした。
公判で検察側は「女性が白昼、人目にさらされている場面で、顔見知り程度の関係しかない男のわいせつ行為に同意することは通常、起こり得ない」と主張していた。
判決によると、男性被告は2011年12月19日午後、宮崎市のコンビニ付近で20代の女性の服をまくり上げ、胸を触るなどのわいせつ行為をしたとしている。
閉廷後、弁護人の山崎真一朗弁護士は「十分な捜査がなされていれば起訴されずに済んだ」と捜査を批判した。宮崎地検は「判決を精査し、適切に対応する」とのコメントを出した。
(2013年11月19日20時51分 スポーツ報知)
滝岡俊文裁判長は判決理由で「知的障害者として的確な応答が困難であるという事情を踏まえても、同意があったとする被告の供述は信用性がある」と判断。「合理的な疑いが残り、犯罪の証明がない」とした。
公判で検察側は「女性が白昼、人目にさらされている場面で、顔見知り程度の関係しかない男のわいせつ行為に同意することは通常、起こり得ない」と主張していた。
判決によると、男性被告は2011年12月19日午後、宮崎市のコンビニ付近で20代の女性の服をまくり上げ、胸を触るなどのわいせつ行為をしたとしている。
閉廷後、弁護人の山崎真一朗弁護士は「十分な捜査がなされていれば起訴されずに済んだ」と捜査を批判した。宮崎地検は「判決を精査し、適切に対応する」とのコメントを出した。
(2013年11月19日20時51分 スポーツ報知)