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Channel: ゴエモンのつぶやき
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県内企業1.73% 0.14ポイント増、全国31位 環境は改善傾向 /群馬

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 県内企業の障害者雇用率(6月1日現在)は1・73%(前年比0・14ポイント増)で全国31位だったことが、群馬労働局のまとめで分かった。法定雇用率(2%)を達成した企業の割合が全国で唯一増加するなど、県内の雇用環境は改善傾向にあるが、雇用率の全国平均1・76%には届かなかった。

 同局によると、対象は障害者雇用促進法で障害者の雇用を義務づける従業員数50人以上の企業で、県内に本社のある1267社。今年6月1日時点で雇用されている障害者は4071人で、身体障害者2931・5人(同7・6ポイント増)▽知的障害者972・5人(同9・7ポイント増)▽精神障害者167人(同45・2ポイント増)−−だった。

 今年度からの法定雇用率引き上げに伴い、法定雇用率を満たした企業の割合は全国で減少し、全国平均は前年比4・1ポイント減の42・7%。一方、県内は48・1%で同0・3ポイント上昇した。

 県内企業の雇用率は昨年、1・59%(全国41位)と低迷し、小玉剛・同局長は「(取り組みが)かなり遅れていた」と振り返る。そのため、県は昨年度から、障害者の雇用環境改善を緊急課題に据え、企業経営者を対象に障害者雇用の実例を紹介するセミナーの開催などに積極的に取り組んできた。小玉局長は今回の調査結果について「まだ十分とは言えないが、支援策が積み重なり、障害者雇用の機運が醸成されてきた」と評価した。

 一方、県内の今年4〜9月の障害者の新規求職者数は計1168人で、10年855人▽11年913人▽12年1084人−−と年々増加。18年から精神障害者の雇用が義務化され、法定雇用率が再び引き上げられる可能性もあり、県や労働局などに、さらなる支援策の強化が求められている。

毎日新聞 2013年11月20日 地方版

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