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北海道新聞-

 厚生労働省は19日、障害者雇用が義務付けられている企業で、従業員のうちの障害者の割合を示す雇用率(6月1日時点)が1・76%となり、過去最高を更新したと発表した。前年同期より0・07ポイント増で、伸び幅も過去最高。北海道も1・85%と同0・07ポイント増で、過去最高の2010年と同率となった。厚労省は4月に障害者の雇用義務が強化されたことが企業の採用を後押ししたとみている。

 企業に義務付けられている法定雇用率が今年4月に0・2ポイント引き上げられて2・0%になり、障害者の雇用が進んだ。一方、この影響で法定雇用率を達成した企業の割合は42・7%と、前年から4・1ポイント下がった。

 都道府県別では、最も雇用率が高かったのは山口県の2・33%で、北海道は19番目に高かった。ただ、北海道など36都道府県は依然として法定雇用率を下回っている。

 北海道では、雇用された障害者は約1万500人で同8・1%増となり、過去最高を更新。医療・福祉分野での雇用が伸びた。法定雇用率を達成した企業の割合は全国平均を2・9ポイント上回る45・6%だった。

北海道新聞-(11/19 18:29、11/20 01:17 更新)

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