大分労働局は19日、昨年度の障害者雇用状況(6月1日現在)をまとめた。県内の雇用障害者数は2551人(前年比164人増)で過去最高を更新。実雇用率は2.15%(前年比0.05ポイント増)で昨年に続き全国5位だった。
労働局によると、4月から民間企業の法定雇用率が2.0%に引き上げられた。このため県内の雇用率の達成企業割合は55.0%と前年より3.7ポイント減少。ただ、前回の引き上げ時より下がり幅は小さく、全国平均42.7%を上回った。達成企業割合の低下は対象となる事業所規模が拡大されたことも影響したとみられる。雇用障害者数は身体、知的、精神のいずれも増加した。特に精神障害者は伸び率が大きく、前年を36.5人上回る122人だった。産業別では製造業が644.5人で最多だった。
労働局は「雇用数、実雇用率ともに増加し、障害者が働ける場所が増えている。雇用率未達成の企業をはじめ、事業主に理解と協力を呼び掛けていく」としている。
大分合同新聞-[2013年11月20日 14:29]
労働局によると、4月から民間企業の法定雇用率が2.0%に引き上げられた。このため県内の雇用率の達成企業割合は55.0%と前年より3.7ポイント減少。ただ、前回の引き上げ時より下がり幅は小さく、全国平均42.7%を上回った。達成企業割合の低下は対象となる事業所規模が拡大されたことも影響したとみられる。雇用障害者数は身体、知的、精神のいずれも増加した。特に精神障害者は伸び率が大きく、前年を36.5人上回る122人だった。産業別では製造業が644.5人で最多だった。
労働局は「雇用数、実雇用率ともに増加し、障害者が働ける場所が増えている。雇用率未達成の企業をはじめ、事業主に理解と協力を呼び掛けていく」としている。
大分合同新聞-[2013年11月20日 14:29]