震災と原発事故で、福島県いわき市の小さな障害者施設は、苦境に立たされていた。大学の先生に紹介され、事業所を訪ねると、「原材料が入ってこない」「製品の売り上げが減った」「放射能の検査ができない」と悩んでいた。地震で壊れた機械の修理が必要で事業所の運営も大変。ある施設では「利用者に払う賃金も下がっている」という話を聞いた。
同じ福祉環境学部の井坂志穂さん(21)、橋本実可子さん(21)と3人で、何ができるかを考えた。「私たちが製品の安全、安心を伝えることができるのでは」と、今年3月、「いわきユニバーサルマルシェ(http://promotion.revive-iwaki.net/)」というホームページ(HP)を作った。
最初はパンフレットを作ろうと考えたが、いまの主流はネット。事業所からも「HPがいい」と言われた。現在、HPでは四つの事業所で作っている、お弁当やパン、みそなどを紹介している。
朝日新聞-2013年11月29日17時32分
同じ福祉環境学部の井坂志穂さん(21)、橋本実可子さん(21)と3人で、何ができるかを考えた。「私たちが製品の安全、安心を伝えることができるのでは」と、今年3月、「いわきユニバーサルマルシェ(http://promotion.revive-iwaki.net/)」というホームページ(HP)を作った。
最初はパンフレットを作ろうと考えたが、いまの主流はネット。事業所からも「HPがいい」と言われた。現在、HPでは四つの事業所で作っている、お弁当やパン、みそなどを紹介している。
朝日新聞-2013年11月29日17時32分