障害者の就労支援と地域農業振興を狙いとした「郷土食材講座」が5日、玉野市築港の日の出ふれあい会館で開かれ、障害者が農産物の栽培・販売に取り組む事業所の事例発表などがあった。
同市・荘内地区で同事業所を運営している社会福祉法人同仁会と、独立行政法人農研機構農村工学研究所(茨城県つくば市)が実施。市内の農業委員、栄養改善協議会メンバー、同会の障害者支援施設・のぞみ園(玉野市木目)利用者ら約30人が参加した。
講座では同会の職業指導員、管理栄養士が現状や課題について発表。施設では5710平方メートルで農業を行っており、遊休地の活用、障害者の自信にもつながっていることなどを紹介した。

同仁会の職業指導員による事例発表
山陽新聞-(2013/12/8 8:39)