湯沢市の知的障害者支援施設「皆瀬更生園」が研修旅行に業務で付き添う施設職員らの旅費などを入所者の保護者会に負担させていた問題で、市は問題を指摘した園長が6月末で退職していたことを明らかにした。
市福祉課によると、前園長は4月の人事異動で着任後、問題点に気付き、「おかしい」と指摘。その後「一身上の都合」で早期退職を申し出たという。
市はその具申に基づき、今秋実施された旅行の施設職員11人分は公費で支出。9月定例市議会で関連予算案(42万3000円)が可決され、1泊2日の研修旅行が実施された。
湯沢市は2007年度まで職員分の費用を支出していたが、08〜12年度は厳しい財政事情などから予算化されず、結果的に入所者側が職員分を全額負担する形になっていた。負担総額は約300万円に上る。
毎日新聞 2013年12月15日 地方版
市福祉課によると、前園長は4月の人事異動で着任後、問題点に気付き、「おかしい」と指摘。その後「一身上の都合」で早期退職を申し出たという。
市はその具申に基づき、今秋実施された旅行の施設職員11人分は公費で支出。9月定例市議会で関連予算案(42万3000円)が可決され、1泊2日の研修旅行が実施された。
湯沢市は2007年度まで職員分の費用を支出していたが、08〜12年度は厳しい財政事情などから予算化されず、結果的に入所者側が職員分を全額負担する形になっていた。負担総額は約300万円に上る。
毎日新聞 2013年12月15日 地方版