スーパーなどの店が近くになく、車も運転できない高齢者を支援するため、障害者らが働くNPO法人「ファミリーファーム」(神戸市垂水区)が、自分たちが運営する畑で採れた野菜を毎月、同区北舞子2の北舞子第4住宅で出張販売している。12日には近くの集会所でNPOのメンバーと住民約20人が交流会を開催。普段はできない世間話をするなどして親ぼくを深めた。
360世帯のうち約7割が高齢者という同住宅周辺は坂が多くバス停も遠い。車が運転できない住民は買い物が困難で、以前から懸案となっていた。
そこで、同住宅の自治会が高齢者の自立支援拠点「あんしんすこやかルームきたまいこ」に相談。垂水区社会福祉協議会の仲介で同NPOの協力を得られることとなり、今年4月から野菜を運んでもらっている。
毎月第3土曜日、NPOのメンバーが旬の野菜を積んでやって来る。採れたてのダイコンやサトイモなど段ボール約20箱分が並べられ、最近は同住宅以外からも買い物客が訪れ、いつも50人以上でにぎわうという。
この日は普段の生活や仕事、野菜の調理について、和気あいあいと話し合った。同自治会の坂本眞砂子会長は「いつも本当に助かっている。野菜を通してさまざまなつながりができ、これからも楽しみ」と喜ぶ。
同NPOの名越照義理事長(80)は「喜んでもらう姿を見てこちらも非常にうれしい。心が通じ合っており、障害者の目にも力がこもり生き生きとしています」と話していた。
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野菜の販売を通じて知り合った高齢者と障害者の交流会=垂水区北舞子2
神戸新聞-2013/12/16/ 05:30
360世帯のうち約7割が高齢者という同住宅周辺は坂が多くバス停も遠い。車が運転できない住民は買い物が困難で、以前から懸案となっていた。
そこで、同住宅の自治会が高齢者の自立支援拠点「あんしんすこやかルームきたまいこ」に相談。垂水区社会福祉協議会の仲介で同NPOの協力を得られることとなり、今年4月から野菜を運んでもらっている。
毎月第3土曜日、NPOのメンバーが旬の野菜を積んでやって来る。採れたてのダイコンやサトイモなど段ボール約20箱分が並べられ、最近は同住宅以外からも買い物客が訪れ、いつも50人以上でにぎわうという。
この日は普段の生活や仕事、野菜の調理について、和気あいあいと話し合った。同自治会の坂本眞砂子会長は「いつも本当に助かっている。野菜を通してさまざまなつながりができ、これからも楽しみ」と喜ぶ。
同NPOの名越照義理事長(80)は「喜んでもらう姿を見てこちらも非常にうれしい。心が通じ合っており、障害者の目にも力がこもり生き生きとしています」と話していた。
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野菜の販売を通じて知り合った高齢者と障害者の交流会=垂水区北舞子2
神戸新聞-2013/12/16/ 05:30