千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」で知的障害のある入所者の少年(19)が男性職員の暴行を受けた後に死亡した問題を巡り、県は20日、別の職員3人が日常的に入所者たちを暴行していた疑いがあると発表した。同園では死亡した少年を含む10人の入所者に対し、計5人(同日付で全員解雇)の職員が殴ったり、蹴ったりする虐待を繰り返していたことが判明しており、これで計8人に増えた。
また、少年の死亡が明らかになった記者会見などで「虐待は見聞きしていない」と説明した施設長に対し、一部の虐待が報告されていたとの証言も寄せられた。県が再度、施設長に確認したところ「一部(報告を)思い出した」と話した。県は18、19日、死亡した少年がいた寮とは別の複数の寮を立ち入り検査し、園関係者から事情を聴いた。
毎日新聞 2013年12月20日 22時28分
また、少年の死亡が明らかになった記者会見などで「虐待は見聞きしていない」と説明した施設長に対し、一部の虐待が報告されていたとの証言も寄せられた。県が再度、施設長に確認したところ「一部(報告を)思い出した」と話した。県は18、19日、死亡した少年がいた寮とは別の複数の寮を立ち入り検査し、園関係者から事情を聴いた。
毎日新聞 2013年12月20日 22時28分