県立白兎(はくと)養護学校(鳥取市伏野)で約四半世紀にわたり歌い継がれた愛唱歌がある。曲名は「あなたと一緒に歌いたい」。母親が我が子と自身の応援歌として、身体障害者の歌募集に応募、審査員だった作曲家の目にとまり、特別に曲をプレゼントしてもらった歌だ。その歌が今年、県内で開催される「全国障がい者芸術・文化祭」(7月12日〜11月3日)で特別支援学校共通のテーマ曲として披露されることになった。
作詞したのは、山田光子さん=鳥取市在住。長男が同校の小学部2年だった1987年秋、たまたま新聞の片隅に載った神戸の福祉団体企画の障害者支援の歌募集の記事を見て、10分ほどで思い浮かんだフレーズを3番まで作って応募。ほどなく審査員だった作曲家の益田兼大朗(けんたろう)さん(68)=大阪府八尾市在住=から「入選作ではなかったが、作曲してみたい歌として特別につくった」として楽譜が送られてきた。
それを学校に伝えたところ、当時の音楽教員らが子どもたちを励ます歌として歌い継いでいこうと採用し、入学式や集会など学校行事の節目に歌われるようになったという。
朝日新聞: 2014年1月9日03時00分
作詞したのは、山田光子さん=鳥取市在住。長男が同校の小学部2年だった1987年秋、たまたま新聞の片隅に載った神戸の福祉団体企画の障害者支援の歌募集の記事を見て、10分ほどで思い浮かんだフレーズを3番まで作って応募。ほどなく審査員だった作曲家の益田兼大朗(けんたろう)さん(68)=大阪府八尾市在住=から「入選作ではなかったが、作曲してみたい歌として特別につくった」として楽譜が送られてきた。
それを学校に伝えたところ、当時の音楽教員らが子どもたちを励ます歌として歌い継いでいこうと採用し、入学式や集会など学校行事の節目に歌われるようになったという。
朝日新聞: 2014年1月9日03時00分