【大田原】統合により昨春廃校となった旧蜂巣小が、障害者就労支援施設として再利用されることが、15日までに決まった。市の廃校舎利活用の募集に、市内の社会福祉法人が応募。地域住民に愛された138年の歴史がある木造校舎は、2015年4月に障害者のデイサービス施設やカフェとして再出発する。
市内で統合による廃校が相次いでおり、市は一昨年7月、旧黒羽中など4校の利用者を初公募。今回は、旧黒羽中と旧須佐木小の再募集に加え、昨春廃校となった旧片田小、旧蜂巣小と旧寒井小の計5校を募集。昨年10月22日に旧蜂巣小の利用候補者を決定した。
利用者は中田原の社会福祉法人「エルム福祉会」(青柳秋男理事長)。同校を利用し、障害者デイサービス(定員20人)をはじめ、障害者によるカフェの運営や焼き菓子の製造販売、地元農家と提携した野菜販売などによる就労支援事業を計画している。ギャラリーやイベントスペースも設け、貸し出しなどを通して地域活性化にもつなげる考え。
同法人は「蜂巣小は歴史のある校舎で、使われなくなるのはもったいない。事業を通し、地域貢献や障害者への理解促進につなげたい」としている。
新年度にも正式に契約し、改修工事を経て15年4月の開所を予定。市の条例に基づき、社会福祉法人による使用料は光熱水費のみ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
下野新聞 : 1月16日 朝刊
市内で統合による廃校が相次いでおり、市は一昨年7月、旧黒羽中など4校の利用者を初公募。今回は、旧黒羽中と旧須佐木小の再募集に加え、昨春廃校となった旧片田小、旧蜂巣小と旧寒井小の計5校を募集。昨年10月22日に旧蜂巣小の利用候補者を決定した。
利用者は中田原の社会福祉法人「エルム福祉会」(青柳秋男理事長)。同校を利用し、障害者デイサービス(定員20人)をはじめ、障害者によるカフェの運営や焼き菓子の製造販売、地元農家と提携した野菜販売などによる就労支援事業を計画している。ギャラリーやイベントスペースも設け、貸し出しなどを通して地域活性化にもつなげる考え。
同法人は「蜂巣小は歴史のある校舎で、使われなくなるのはもったいない。事業を通し、地域貢献や障害者への理解促進につなげたい」としている。
新年度にも正式に契約し、改修工事を経て15年4月の開所を予定。市の条例に基づき、社会福祉法人による使用料は光熱水費のみ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

下野新聞 : 1月16日 朝刊