二〇一三年度の全国障害者技能競技大会「アビリンピック」のビルクリーニング部門で頂点の金賞に輝いた川崎市川崎区の会社員大谷晃弘さん(22)が十五日、市役所を訪れ、福田紀彦市長に報告した。金賞獲得は生前の祖父と交わした約束で、大谷さんは「祖父も喜んでくれている」。
大谷さんは知的障害者で、高津区の建物総合管理業「互幸ワークス」に入社して四年目。「日本一に」の誓いを胸に、通常勤務後も居残って練習を重ねた。初出場の前大会は銀賞。昨年十一月に幕張メッセ(千葉市)で開かれた今大会で、会場に設けられた模擬オフィスのごみ処理、床の掃き・拭き作業を的確に行い、二度目の挑戦で夢をかなえた。
竹中伸幸社長から「努力が結果になった」とたたえられ、大谷さんは「次は健常者の大会で日本一を目指したい」と抱負を語った。福田市長は「有言実行ですばらしい。これを励みに今後も頑張って」と激励した。
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「祖父との約束だった」という金賞を福田市長(右端)に報告した大谷晃弘さん(中央)。左は竹中伸幸社長=市役所で
東京新聞 : 2014年1月16日
大谷さんは知的障害者で、高津区の建物総合管理業「互幸ワークス」に入社して四年目。「日本一に」の誓いを胸に、通常勤務後も居残って練習を重ねた。初出場の前大会は銀賞。昨年十一月に幕張メッセ(千葉市)で開かれた今大会で、会場に設けられた模擬オフィスのごみ処理、床の掃き・拭き作業を的確に行い、二度目の挑戦で夢をかなえた。
竹中伸幸社長から「努力が結果になった」とたたえられ、大谷さんは「次は健常者の大会で日本一を目指したい」と抱負を語った。福田市長は「有言実行ですばらしい。これを励みに今後も頑張って」と激励した。
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「祖父との約束だった」という金賞を福田市長(右端)に報告した大谷晃弘さん(中央)。左は竹中伸幸社長=市役所で
東京新聞 : 2014年1月16日