車いすバスケットボールの体験教室が25日、佐賀市の勤労身体障害者教養文化体育館であり、佐賀工業高校のバスケットボール部員13人が、佐賀市のチーム「ハガクレデンジャーズ」などの9人から車いすの扱い方を教わり、交流試合をした。
障害者と健常者が一緒にスポーツを楽しんでもらおうと県が企画した。車いすで進行方向を変えるには曲がりたい方向の車輪を止めて逆側の車輪をこがなければならず、高校生たちは蛇行してしまったり、ボールがうまく手につかなかったりと苦戦。点を取られっぱなしだったが、徐々に車いすの扱いに慣れ、終盤には得点を重ねた。
2年の永戸頑貴(げんき)君(17)は「ドリブルが得意だけど車いすだとうまくいかない。その分、プレーが成功した時の喜びが大きかった」。ハガクレデンジャーズの田中誠二さん(41)は「車いすバスケは障害者スポーツとして誕生したが、幅広い年代でできるのが魅力で、最近は健常者の参加も増えてきた。もっと普及させたい」と話した。
=2014/01/26付 西日本新聞朝刊=
障害者と健常者が一緒にスポーツを楽しんでもらおうと県が企画した。車いすで進行方向を変えるには曲がりたい方向の車輪を止めて逆側の車輪をこがなければならず、高校生たちは蛇行してしまったり、ボールがうまく手につかなかったりと苦戦。点を取られっぱなしだったが、徐々に車いすの扱いに慣れ、終盤には得点を重ねた。
2年の永戸頑貴(げんき)君(17)は「ドリブルが得意だけど車いすだとうまくいかない。その分、プレーが成功した時の喜びが大きかった」。ハガクレデンジャーズの田中誠二さん(41)は「車いすバスケは障害者スポーツとして誕生したが、幅広い年代でできるのが魅力で、最近は健常者の参加も増えてきた。もっと普及させたい」と話した。
=2014/01/26付 西日本新聞朝刊=