聴覚障害者が制作した映像作品を紹介する「さがの聴覚障害者映像祭」が2月2日、JR京都駅そばで開かれる。2004年に始まり、聴覚障害者の作品だけを紹介する映画祭は全国で現在唯一という。10回目となる今年は会場を右京区から市中心部に移した記念開催。実行委員会の担当者は「無声や手話の作品が中心だが、字幕もある。一緒に笑ったり感動したりしてほしい」と話している。
全国から応募があった12本の映像作品から優秀作品を選んで上映するコンクールのほか、「聞こえない映像作家×聞こえる映像作家」と題したトークショーも企画。東日本大震災をテーマにした「架け橋 きこえなかった3・11」の今村彩子監督や、東北沿岸部で津波被害にあった人々の証言を記録した映画「なみのおと」の濱口竜介監督らが、それぞれの立場から作品制作の手法などについて語り合う。
日本の「ろう映画」の開拓者と呼ばれる深川勝三監督の遺作「たき火」(1972年、35分版)も上映される。
朝日新聞デジタル : 2014年1月27日03時00分
全国から応募があった12本の映像作品から優秀作品を選んで上映するコンクールのほか、「聞こえない映像作家×聞こえる映像作家」と題したトークショーも企画。東日本大震災をテーマにした「架け橋 きこえなかった3・11」の今村彩子監督や、東北沿岸部で津波被害にあった人々の証言を記録した映画「なみのおと」の濱口竜介監督らが、それぞれの立場から作品制作の手法などについて語り合う。
日本の「ろう映画」の開拓者と呼ばれる深川勝三監督の遺作「たき火」(1972年、35分版)も上映される。
朝日新聞デジタル : 2014年1月27日03時00分