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障害者の移動支援で窓口 社協内にセンター開設

 障害児・者とその家族に対し、外出の際に必要な情報を提供する「南区移動情報センター」が1月14日から南区社会福祉協議会(浦舟町)内に開設された。利用者からの相談に対し、同センターに集約された情報を基に目的や行き先など、ニーズに沿った情報提供を行う。事業は同協議会が横浜市からの委託を受けて運営する。

 障害者対象の移動サービスは、ガイドヘルパーやガイドボランティア、介護タクシーなどさまざま。これまで、利用者が各事業所を調べて問い合わせ、利用の可否を個別に問い合わせるしかなかった。そのため、利用者から「どこに相談すればいいのか分からない」「対応してくれる所を探すのが大変」などの声が出ていたという。

 市は2009年から移動支援策の検討を開始。10年から一部の区で移動情報センターを試験的に開設し、現在は南区を含む9区で実施している。

情報を一元化

 同センターは、利用者の状況やニーズを聞き取り、一元化された情報から、「自分の代わりに学校へ迎えに行ってほしい」「送迎にかかる料金を教えてほしい」など、個々の要望に合わせたサービスや業者を紹介していく。同センターは「状況に応じたサービスについて案内します。気軽に相談を」と話し、移動を支援する付き添いボランティアも募集する。

 相談は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時。問い合わせは【電話】045・250・5260。

ローカルニュース:2014年1月30日

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