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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者若者 ハワイの店 高岡、4月開店 手作り商品開発中

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 障害のある若者らがハワイアン・グッズを作り、販売する店「マカナ」が、四月四日に高岡市末広町の空き店舗にオープンする。NPO法人えいぶる(同市城東)が取り組む障害のある人の地域での働く場をつくる試み。福祉施設や工芸作家、商店が協力し、市中心街で夏冬に催しているイベントでの交流が出店につながった。(飯田克志)

 パン屋、工房などを運営するえいぶるのオリジナル商品を増やし、若者の収入増につなげるのが狙い。「マカナ」はハワイの言葉で「贈りもの」を意味し、命を受けた喜びを広げる思いを込めた。

 若者らがハワイ製の布を使ったフラダンスの練習着やポーチ、造花をあしらった髪飾り、オリジナルTシャツなどを開発中で、ハワイの木「ククイ」の実に若者が絵を描いた商品も検討している。

 神島健二理事長(60)がハワイアンバンドを、工房所長の藤川明子さん(48)がフラダンスを趣味にしており、若者らも昨年四月からフラダンスを楽しんでおり、ハワイアンに着目した。

 市中心部で催された昨年八月の交流イベント「ホーウルウルの森」でグッズを初めて作って販売。十一月に市内であったパーティーでも好評を得て、出店を決めた。

 出店場所はイベント実行委員会の大谷彰郎さん(42)が経営する雑貨カフェ隣。藤川さんは「つながりを大切にしたいと思っていた。仲間がいて心強い」。大谷さんも「うれしいし、応援していく」と歓迎する。

 二月にハワイを訪れる予定の藤川さんは「かわいいグッズを並べるので、気軽にのぞいてほしい。将来は交流イベントに参加している作家と商品を共同開発したい」と話している。


開発中のハワイアングッズについて話し合う藤川さん(左から2人目)ら=高岡市城東で

中日新聞 -2014年1月30日

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