出雲市内で開かれるマラソン大会に視覚障害のあるランナーの伴走者として参加するボランティアグループ「愛走フレンズ」が2日、市内で練習した。出場予定の視覚障害者も一緒に汗を流し、声を掛け合いながら走るリズムを確認した。
大会は、出雲市大社町の浜山公園周辺で11日にある「第33回出雲くにびきマラソン大会」(市など主催)。視覚障害者13人を含む計3314人が出場する。
愛走フレンズは、22年前の大会で視覚障害者が出場したのを機に翌年結成され、市民を中心に約80人のメンバーが所属する。視覚障害者1人に対し、主伴走者1人と補助伴走者1〜2人でチームを作って支える。視覚障害者と主伴走者はロープで互いの手を結ぶ。
この日の練習には愛走フレンズのメンバー18人と視覚障害者6人が参加した。先天性弱視の落合砂代子さん(57)=出雲市=は「5キロに出ます。30分で走れるようにしたい」と抱負を語った。
関西に住む60代の全盲ランナーと18回連続で一緒に走るという愛走フレンズの金山清さん(64)は「安全第一に気持ち良く走ってもらいたい。10キロに出るので、目標タイムに向かって走れればいい」と話した。
毎日新聞 2014年02月03日 地方版
大会は、出雲市大社町の浜山公園周辺で11日にある「第33回出雲くにびきマラソン大会」(市など主催)。視覚障害者13人を含む計3314人が出場する。
愛走フレンズは、22年前の大会で視覚障害者が出場したのを機に翌年結成され、市民を中心に約80人のメンバーが所属する。視覚障害者1人に対し、主伴走者1人と補助伴走者1〜2人でチームを作って支える。視覚障害者と主伴走者はロープで互いの手を結ぶ。
この日の練習には愛走フレンズのメンバー18人と視覚障害者6人が参加した。先天性弱視の落合砂代子さん(57)=出雲市=は「5キロに出ます。30分で走れるようにしたい」と抱負を語った。
関西に住む60代の全盲ランナーと18回連続で一緒に走るという愛走フレンズの金山清さん(64)は「安全第一に気持ち良く走ってもらいたい。10キロに出るので、目標タイムに向かって走れればいい」と話した。
毎日新聞 2014年02月03日 地方版