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発達障害:若者3人が活動報告 長久手で研究集会 /愛知

 「第10回全国発達障がい実践研究集会」が8日、長久手市の県立大学で始まった。この日の全体会は発達障害者や研究者ら計約200人が参加。発達障害のある若者向けに昨年10月、開校した「見晴台学園大学」(名古屋市中川区)=無認可=の活動内容が報告された。集会は9日まで。

 同校は、NPO「学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会」が、学習困難を持つ若者たちに高等教育の機会を提供するため設立した。大学教員や日本画家らが講師を務め、20歳以上の若者3人が通っている。

 全体会では、この3人が学生生活を紹介。「平和と憲法」「ボランティア論」などを学び、東日本大震災の被災地でボランティアをするなど実践的な内容も取り入れているという。男子学生は、芸術などの講義を通じて「人生のヒントを教えてもらっている」と報告した。8日は、五つの分科会もあった。

 研究集会は1996年に全国LD(学習障害)児教育実践研究集会として開いて以来、隔年で開催している。

毎日新聞 2014年02月09日 地方版

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