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障害福祉の拠点に 「希望の家」改築落成

 みやき町の障害者支援施設「希望の家」の改築落成式が6日あった。関係者約170人が出席し、新しく快適になった施設の完成を祝った。

 希望の家は1973年に県が身体障害者の総合支援施設として設置。みやき町内で授産施設などを手掛ける社会福祉法人佐賀春光園(碇長吉理事長)が2011年4月に運営を引き継いだ。介護が必要な身障者が入所し、入浴や食事などのサービスを受けている。

 移譲時の条件に古くなった施設を5年以内に改築することが含まれており、13年3月に着工、同12月に完成した。総事業費は5億3394万円。1月31日に利用者49人が新しい建物に移った。

 新施設は鉄筋コンクリート造り平屋建て、延べ床面積は約2500平方メートル。これまで4〜5人の相部屋だった居室が、個室30部屋、2人用10部屋(定員50人)となった。一時保護が必要な利用者向けの居室や地域交流室を新設した。

 落成式で碇理事長は「新施設を障害福祉サービスの拠点とし、利用者に多くの幸せを感じてもらえるよう努力したい」と話した。

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新施設の落成式であいさつする碇長吉理事長=みやき町原古賀の「希望の家」

佐賀新聞ニュース : 2014年02月09日更新

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