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障害者の職場定着の工夫学ぶ

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佐渡市が雇用企業見学会

 島内の障害者雇用を促進させようと佐渡市とハローワーク佐渡は17日、初の障害者雇用企業の見学会を開いた。行政や教育、福祉の関係者が、障害者が職場に定着するための具体的な工夫を学んだ。

 個別企業が視察するなどの機会はあったが、関係者による大規模な見学は同市では初めて。特別支援学校や保健所、障がい者就業・生活支援センターの職員など約20人が参加した。

 重度の障害者を含む6人を雇用しているJA佐渡本店(同市原黒)では、教育人事課長から雇用状況の説明を受けた。

 同JAでは、障害者は本店や支店で障害に応じ金融や管理、事務などを担当。採用前の職場体験や受け入れ部署での周知、世話人の選定をするなど工夫を図っている。課長は「みなさん定着して、ベテランになっている人もいる。職場内のコミュニケーションは大事で、定期的な面談は欠かせない」と強調した。

 同市では障害者雇用の法定値(2%)を達成している企業が7割あり、5割以下の県内平均を上回っている。しかし希望しても就職口の見つからない障害者も残っている。見学した市社会福祉課は「工夫をすれば障害者の雇用が広がる可能性が分かった。障害者を送り出す側、受け手がお互いを理解し、雇用を広げていきたい」としていた。

 同日は介護事業などを行う「佐渡国仲福祉会」の取り組みも見学した。


福祉などの関係者が、企業側の障害者雇用の工夫を学んだ見学会=17日、佐渡市原黒

新潟日報 2014/02/19 14:42

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