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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者スポーツ支援組織設立へ 18年、全国大会開催向け

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 2018年福井国体に合わせ開かれる第18回全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)への出場を目指す福井県選手を一体的にサポートするため、県や関係団体などが新たな支援組織の設立準備を進めていることが18日分かった。選手の育成強化だけでなく、県民に障害者スポーツへの理解や関心を深めてもらい、大会開催に向けて盛り上げを図る。

 県内の障害者関係団体によると、県内には障害者スポーツの普及・振興、選手の育成強化などを担う統括組織はなく、選手育成や競技力向上は、家族や競技関係者らに頼っているのが現状。全国各地の統括組織でつくる日本障害者スポーツ協会協議会に、都道府県単位で登録していないのは福井、広島、香川の3県のみという。

 以前から、障害者関係団体などから各団体をまとめる事務局的な組織の新設を望む声があった。1月中旬にも関係7団体が県に対し、新組織の設立・運営への支援などを求める要望書を提出している。

 これらを受けて現在、県や競技関係団体などが具体的に検討しており、新年度以降の活動を見据えて設立を急いでいる。

 国体に合わせ開かれる全国障害者スポーツ大会は、陸上や水泳といった個人競技と、車いすバスケットボールやバレーボールなどの団体競技が行われる。競技ごとに障害の種類や年齢に応じて部門が細分化され、成績は都道府県の障害者スポーツの振興を示す尺度の一つともなっている。

 13年の全国大会(東京)では、本県からの出場が全13競技中6競技、21人にとどまった。県は18年の大会は開催県として全競技で約300人の出場を目標に据えている。新組織の設立を機に、出場選手の掘り起こしや育成強化、情報収集などを進めていく。

 本県の全国大会の2年後には東京でパラリンピックも控える。県内に障害者スポーツを広く根付かせ、大会後にもつなげていく。

福井新聞 : 平成26年2月20日

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