「精神障害者の雇用を考える」をテーマにしたセミナーが26日、兵庫県三木市志染町青山7のコープこうべ協同学苑であった。精神障害者の就労支援をする施設のスタッフが講演し、行政関係者らがパネリストとなり議論。福祉関係者ら約130人が参加した。
県社会福祉事業団三木精愛園(同市緑が丘町本町2)が主催した。
NPO法人そよかぜネットが運営する「やすらぎ工房」(同市志染町青山1)で主任生活支援員を務める北上亜矢子さんが講演。スクリーンを使いながら1日平均16人が利用していることや男性が8割に及ぶことなどを説明。就労への課題として、利用者の持続力の弱さやストレスへのもろさを挙げた。工房の目標として、利用者にとって心地の良い場所にしていくことや地元とのつながりの強化などを掲げた。
続いて、小野市障がい者地域生活・相談支援センターの田路絵美相談支援専門員ら4人が議論。田路さんは、精神障害者は働きたいが働き先がないと悩んでいることを報告したり、病気の発症が遅いために精神障害者の家族間のつながりが弱いことを指摘したりした。
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「家族、医療、福祉で支える雇用」をテーマに議論するパネリストたち=三木市志染町青山7
神戸新聞 : 2014/2/27 05:30
県社会福祉事業団三木精愛園(同市緑が丘町本町2)が主催した。
NPO法人そよかぜネットが運営する「やすらぎ工房」(同市志染町青山1)で主任生活支援員を務める北上亜矢子さんが講演。スクリーンを使いながら1日平均16人が利用していることや男性が8割に及ぶことなどを説明。就労への課題として、利用者の持続力の弱さやストレスへのもろさを挙げた。工房の目標として、利用者にとって心地の良い場所にしていくことや地元とのつながりの強化などを掲げた。
続いて、小野市障がい者地域生活・相談支援センターの田路絵美相談支援専門員ら4人が議論。田路さんは、精神障害者は働きたいが働き先がないと悩んでいることを報告したり、病気の発症が遅いために精神障害者の家族間のつながりが弱いことを指摘したりした。

「家族、医療、福祉で支える雇用」をテーマに議論するパネリストたち=三木市志染町青山7
神戸新聞 : 2014/2/27 05:30