「全聾(ろう)の作曲家」として活動しながら、別人に楽曲を作らせていた佐村河内守(さむらごうちまもる)さん(50)について、障害者手帳を交付した横浜市が7日、記者会見を開いた。再検査の結果、「聴覚障害に該当しない」という診断が出たため、佐村河内さんから2月28日に手帳を返納されたという。
市によると、再検査は2月20日、市が紹介した市内の耳鼻咽喉(いんこう)科医が実施した。音が聞こえたら知らせる検査や、脳波を使う検査など5種類の検査の結果、「聴覚障害には該当しない」と診断されたという。
市はまた、佐村河内さんに3年間で重度障害者医療費助成金として約24万3千円を支給していたことを明らかにした。しかし、障害に該当しなくなった時期を調べられないことなどから、「返還は要求しない」としている。
朝日新聞デジタル 3月7日(金)15時33分配信
市によると、再検査は2月20日、市が紹介した市内の耳鼻咽喉(いんこう)科医が実施した。音が聞こえたら知らせる検査や、脳波を使う検査など5種類の検査の結果、「聴覚障害には該当しない」と診断されたという。
市はまた、佐村河内さんに3年間で重度障害者医療費助成金として約24万3千円を支給していたことを明らかにした。しかし、障害に該当しなくなった時期を調べられないことなどから、「返還は要求しない」としている。
朝日新聞デジタル 3月7日(金)15時33分配信