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農、商業や福祉面で協力 高梁市と天満屋、NPOが協定

 高梁市と、障害者支援を行うNPO法人ワークネットおかやま(岡山市北区錦町)、天満屋(同表町)は7日、農業、福祉、商業面で協力する包括的連携協定を結んだ。

 栽培した農作物を天満屋グループに出荷する同法人の就労継続支援A型事業所「ワークネットうかん」(高梁市有漢町有漢)の4月開所を踏まえた。

 協定書は、耕作放棄地などを活用した農産物生産▽障害者の就労支援と(地元農家らの)雇用促進▽農産物の販売促進や6次産業化―に関し、3者が連携・協力すると明記。具体的には市が同法人に対し、協力農家や農地の情報を提供。天満屋は系列店舗の売り上げデータを法人と共有し、栽培計画に反映させたり、加工品を共同開発することなどを想定している。

 高梁市内で調印式があり、各代表が協定書に署名。近藤隆則市長は「農地の荒廃は大きな課題。市も一丸となって(法人の)事業を成功に導きたい」、伊原木省五社長は「高梁で生産された作物を安心してお客さまに届ける」、法人の田中三郎理事長は「市や天満屋、地域の皆さまとともに頑張りたい」とあいさつした。

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協定書に調印後、握手する(左から)田中理事長、近藤市長、伊原木社長

山陽新聞 2014年3月9日

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