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障害者目線で施設見直し/小豆島町・バリアフリー化

 障害がある人にも訪れやすく住みやすい島づくりを進めようと、小豆島町は障害者の目線で観光施設や公共施設を見直し、改善を図る「バリアフリー化の島に向けた点検・診断事業」に着手した。6日には障害者団体のメンバーが町役場や代表的な観光施設など14カ所を訪れ、車いすでの利用しやすさなどを確認した。

 調査したのは、全国脊髄損傷者連合会の大浜真副理事長と細野直久さん=いずれも東京都=、NPO法人ホップ障害者地域生活支援センターの竹田保代表理事=札幌市=の3人。

 調査は2組に分かれて行われ、公民館では災害時の避難場所として障害者も利用しやすい場所かどうかなどをチェック。観光施設では「スロープのカーブがきつく、デザイン性が優先されている」と指摘した。

 3人は同町池田の町役場で塩田町長と対談し、「障害者に優しい場所は高齢者や子育て中の母親にも優しい場所。少子高齢化が進む小豆島にとってバリアフリー化は特に大事」と助言するとともに「障害者も生まれ育ったところで暮らしたい。そのためにもバリアフリー化を進めてほしい」と訴えた。

 町は肢体不自由だけでなく、聴覚や視覚障害にも対応できるように改善していきたいとしている。

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施設の利用しやすさなどををチェックする大浜副会長ら=小豆島町池田、町役場

2014/03/08 09:42 香川新聞

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