足利のワイナリーで収穫祭

　足利市田島町のワイン醸造場「ココ・ファーム・ワイナリー」で１７日、収穫祭「ハーベスト・フェスティバル」が２日間の日程で始まった。

　醸造には、知的障害者更生施設「こころみ学園」の園生が育てたブドウを使用している。今年は猛暑が続き、夏場に雨が少なかったため、コクのあるワインが出来たという。

　１７日は少し肌寒い天候だったが、約４８００人がブドウ畑などでワインを堪能した。特設ステージでジャズ演奏も行われた。

　友人と訪れた足利市八椚町、団体職員尾崎千秋さん（４３）は「外でおいしい食べ物を食べながら、ワインを楽しむのは格別ですね」と笑顔を見せた。

　１８日は午前１０時半開始で、受け付けは午後３時まで。問い合わせは同ワイナリー（０２８４・４２・１１９４）へ。


ワインで乾杯する来場客（１７日、足利市田島町で）

（2012年11月18日 読売新聞）