目の不自由な人たちの防災を考える集会が、名古屋市中村区中村町7の名身連福祉センターで開かれた。同市視覚障害者協会(名視協)の会員ら約10人が、講演や非常食を味わうなどした。
名視協の橋井正喜会長(62)が、東日本大震災の被災地を訪れた経験を基に講演し、「災害時、障害者は孤立しがち。日ごろからご近所や民生委員、町内会長らと接しつつ、いざという時は自分の身は自分で守るつもりで対応を」などと訴えた。また、白杖(はくじょう)やペットボトルの水、軽食などを持ち歩くよう呼び掛けた。
出席者は、湯を注げば、食べることのできる炊き込みご飯や、缶詰のパンも試食した。同市千種区の点字図書館職員、服部由貴さんは「食パンや大福も冷凍しておけば、非常時に代用できると聞いて勉強になりました。非常食には、賞味期限を点字で書いていないものも多い。冷凍庫もうまく利用して、日ごろから備えたいです」と話していた。
毎日新聞 2014年03月18日 地方版
名視協の橋井正喜会長(62)が、東日本大震災の被災地を訪れた経験を基に講演し、「災害時、障害者は孤立しがち。日ごろからご近所や民生委員、町内会長らと接しつつ、いざという時は自分の身は自分で守るつもりで対応を」などと訴えた。また、白杖(はくじょう)やペットボトルの水、軽食などを持ち歩くよう呼び掛けた。
出席者は、湯を注げば、食べることのできる炊き込みご飯や、缶詰のパンも試食した。同市千種区の点字図書館職員、服部由貴さんは「食パンや大福も冷凍しておけば、非常時に代用できると聞いて勉強になりました。非常食には、賞味期限を点字で書いていないものも多い。冷凍庫もうまく利用して、日ごろから備えたいです」と話していた。
毎日新聞 2014年03月18日 地方版