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Channel: ゴエモンのつぶやき
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多機能型事業所に福祉車両寄贈 旧黒磯市心身障害児者父母の会 栃木

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 利用者の送迎に役立ててほしいと旧黒磯市心身障害児者父母の会が、多機能型事業所「心の里」(那須塩原市埼玉)に福祉移送車両1台を寄贈した。

 「心の里」は市社会福祉協議会が運営し、障害者の生活介護と就労支援を行っている。通所者は18〜65歳の22人。施設ではサービス向上の一環として昨年度から利用者の送迎を実施しているが、移送車両2台のうち、1台には車いすで乗車するためのリフトがないため不便をきたしていた。

 これを知った父母の会が、福祉作業所の開設などを目的に平成5年から、「夢クロス」(ドイツ製の植物繊維で作った雑巾)を販売し、収益を積み立ててきた資金を活用して車両を購入することにした。父母の会は旧黒磯市時代に心身障害児らを持つ保護者らで発足。市町村合併後は黒磯市など旧3市町の母の会が統合されている。

 この日は「心の里」駐車場で車両キーの贈呈式が行われ、旧黒磯市心身障害児者父母の会元理事の本沢恵美子さん(59)=同市心身障害児者父母の会会長=から市社会福祉協議会長の阿久津憲二市長にゴールドキーが手渡された。

 本沢会長は「多くの人たちの愛と真心がこもった収益金で車が購入できた。この車で元気に施設に通ってほしい」とあいさつ。阿久津市長も「この車が利用者の希望の車となるように期待したい」と話した。

 新しい車両はリフト付きで車いす2台が乗り、四輪駆動で積雪地区の利用者も送迎できる。車両の両側には利用者が手描きしたイラストがプリントされた。

2014.3.31 02:22 MSN産経ニュース

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