先ごろ、神奈川県民活動サポートセンターで、災害時の障害者支援について考えるパネルディスカッションが行われた。主催は、昨年区内で東日本大震災と障害者をテーマにした上映会を開催した「逃げ遅れる人々」港北区上映実行委員会。
当日は阪神淡路大震災をきっかけに設立された障害者防災団体「ゆめ風基金」の八幡隆司理事、いたばし総合ボランティアセンターの神元幸津江副所長が参加し、障害者自身が防災対策に対して積極的でないこと、健常者もどんな助けをすべきかを具体的に理解してないことなどの課題を提起した。そのあと行われたグループワークでは、地域での要援護者名簿の共有化や、障害者を交えた防災訓練の徹底化などの意見が出た。閉会後も会場を移して話を続ける熱心な参加者も見られた。
パネルディスカッションを中心となって企画した国際救急法研究所(菊名)の宇田川規夫理事長は「この問題の重要性と難しさが明らかとなった。健常者と障害者とが協力し合って、課題解決に向かっていく必要を感じた」と話した。
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多くの参加者が集まった
2014年4月10日 タウンニュース
当日は阪神淡路大震災をきっかけに設立された障害者防災団体「ゆめ風基金」の八幡隆司理事、いたばし総合ボランティアセンターの神元幸津江副所長が参加し、障害者自身が防災対策に対して積極的でないこと、健常者もどんな助けをすべきかを具体的に理解してないことなどの課題を提起した。そのあと行われたグループワークでは、地域での要援護者名簿の共有化や、障害者を交えた防災訓練の徹底化などの意見が出た。閉会後も会場を移して話を続ける熱心な参加者も見られた。
パネルディスカッションを中心となって企画した国際救急法研究所(菊名)の宇田川規夫理事長は「この問題の重要性と難しさが明らかとなった。健常者と障害者とが協力し合って、課題解決に向かっていく必要を感じた」と話した。

多くの参加者が集まった
2014年4月10日 タウンニュース