諏訪地域6市町村の障害者の相談業務を行う諏訪圏域障害者総合支援センター(長野県諏訪市)が、個人情報を記録したハードディスク(HD)を紛失した問題で、センターを管轄する諏訪市は14日、HDには全利用者に当たる1895人分(重複分を除く)の個人名や相談内容などの情報が入っていたことを明らかにした。市は誤って廃棄した可能性が高いとし、「現状で(個人情報の)流出や不正利用は確認していない」としている。
市によると、紛失したのは情報のバックアップ用に使っていた外付けHD1台。2003年にセンターを開設して以来の相談者の氏名や生年月日、住所、電話番号、障害者本人の名前、障害の種類と程度、相談内容などを記録したファイルを収めてあった。ファイルを開くには4桁の暗証番号が必要という。
HDはパソコン台に付いている鍵のない引き出しに保管。4月9日に月1回の情報更新作業を行おうとして紛失に気付いた。市は、3月28日にセンター内で机の配置換えや清掃をしており、不要になったパソコンのコードなどとともに廃棄した可能性が高いとしている。
市側は14日、市議会全員協議会で紛失の経緯などを説明した。山田勝文市長は「最終的な管理責任は市にあり、利用者におわびする。信頼回復に全力で努める」と陳謝した。
2014/04/15 17:55 【信濃毎日新聞】
市によると、紛失したのは情報のバックアップ用に使っていた外付けHD1台。2003年にセンターを開設して以来の相談者の氏名や生年月日、住所、電話番号、障害者本人の名前、障害の種類と程度、相談内容などを記録したファイルを収めてあった。ファイルを開くには4桁の暗証番号が必要という。
HDはパソコン台に付いている鍵のない引き出しに保管。4月9日に月1回の情報更新作業を行おうとして紛失に気付いた。市は、3月28日にセンター内で机の配置換えや清掃をしており、不要になったパソコンのコードなどとともに廃棄した可能性が高いとしている。
市側は14日、市議会全員協議会で紛失の経緯などを説明した。山田勝文市長は「最終的な管理責任は市にあり、利用者におわびする。信頼回復に全力で努める」と陳謝した。
2014/04/15 17:55 【信濃毎日新聞】