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Channel: ゴエモンのつぶやき
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高齢者の買い物 商店街がお助け

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砺波の中心市街で宅配開始

 砺波市の中心市街地の商店街が20日、旧市街で増える高齢者らを対象とした買い物支援事業を開始した。郊外大型店によるドーナツ化に悩むまちで、電話注文による商品の宅配事業を展開、活性化を狙う。

 となみ駅前商店街振興組合(石黒稔理事長)と、となみ本町商店街振興組合(五島辰夫理事長)が高齢者や障害者の支援策として企画した。

 生鮮食品や菓子類、清掃用具、履きものなどの日用品、書籍、文房具、仏具、スポーツ用品など計66品目のリストを同市出町地区3650世帯に配布。毎週火曜と金曜に注文を受け、午前10時から正午までの注文分を当日中に自宅へ「でまち助っ人隊」が配達。午後の分は、次の受付日に配達する。家電製品や自転車の修理も受ける。

 旧市街地の出町地区は、バイパス沿いに相次いだ大型店の進出で商店街の衰退が続く。若手商店主らの郊外転出などで高齢者のみの住宅が目立つようになり、「買い物難民」も増えた。

 商品は、砺波商工会議所が駅前地区に設けた無料休憩所「にぎわいサロン」にある程度そろえるほか、生鮮食料品など、注文を受けて加盟商店からも直接仕入れる。運営費は、商品納入業者から2%、注文客から5%、それぞれ手数料を徴収してあてる。石黒理事長は「ただ客を待つだけでなく、困っている人たちを支える形で積極的に前に出て、まちを活性化したい」と話す。問い合わせは、にぎわいサロン(0763・34・7111)。


注文のあった商品を「でまち助っ人隊」の車に積み込むスタッフら=砺波市表町


朝日新聞-2012年11月21日

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