千葉県船橋市にある障害者の就労支援施設が、利用している障害者の数を偽るなどして国などからの給付金1700万円余りを不正に受け取っていたことが分かり、市は障害福祉サービス事業所の指定を取り消すことを決めました。
給付金を不正に受け取っていたのは、船橋市三咲にある就労支援施設で、障害福祉サービス事業所に指定されている「コミュニティカフェきずな」です。
重い障害のある人を雇って婦人服などを販売していましたが、船橋市によりますと、去年1月に開業した直後からことし7月にかけて、実際には別の施設で働いていた障害者5人をこの施設で働いているように偽るなどして、国や自治体からの給付金1700万円余りを不正に受け取ったということです。船橋市の監査で明らかになり、施設を運営していたNPO法人の理事長は事実関係を認めているということで、市は、障害福祉サービス事業所の指定の取り消しと、給付金の返還を求めることを決めるとともに、現在、利用している6人の障害者については、ほかの施設を紹介するなどの支援を行うことにしています。
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NHK-111月23日 0時51分
給付金を不正に受け取っていたのは、船橋市三咲にある就労支援施設で、障害福祉サービス事業所に指定されている「コミュニティカフェきずな」です。
重い障害のある人を雇って婦人服などを販売していましたが、船橋市によりますと、去年1月に開業した直後からことし7月にかけて、実際には別の施設で働いていた障害者5人をこの施設で働いているように偽るなどして、国や自治体からの給付金1700万円余りを不正に受け取ったということです。船橋市の監査で明らかになり、施設を運営していたNPO法人の理事長は事実関係を認めているということで、市は、障害福祉サービス事業所の指定の取り消しと、給付金の返還を求めることを決めるとともに、現在、利用している6人の障害者については、ほかの施設を紹介するなどの支援を行うことにしています。

NHK-111月23日 0時51分