盲導犬をもっと知って！　そごう横浜店でイベント

　盲導犬や視覚障害者に対する理解を深めてもらおうと、そごう横浜店（横浜市西区）は５日、同店正面入り口で「盲導犬ふれあいキャンペーン」を開催した＝写真。そごう・西武が取り組む盲導犬育成事業支援の一環で、同店では今回で２４回目となる。

　日本盲導犬協会神奈川訓練センターの職員が盲導犬の現状説明や基本訓練の実演を行い、盲導犬育成費用の約９割をまかなっている寄付や募金の協力を呼びかけた。盲導犬ユーザーの女性は「盲導犬に触ったり、目を合わせたりしないでほしいが、視覚障害者が立ち止まっているときは困っているとき。声を掛けてください」と呼びかけた。

　盲導犬との歩行体験に挑戦したピラティス講師の菅野桃与さん（４５）＝西区在住＝は「真っ暗で怖かったが、盲導犬の足の運びがスムーズで安心して寄り添えた」と話していた。


アイマスクを付けて盲導犬との歩行体験に挑戦する参加者＝５日、横浜市西区

2014.5.5 21:40 MSN産経ニュース