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盲導犬:「育てる会」25周年、徳島で式典 もっと普及を…気持ち新た /徳島

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 ◇10歳「ヴィーゴ」引退式も

 盲導犬の普及活動をしている「徳島の盲導犬を育てる会」が今年で25周年を迎え、記念式典が4日、徳島市のあわぎんホールであった。武久一郎理事長は「目の見えない人でも社会に出て行ける土壌作りを、もっとしていかないといけない」と気持ちを新たにした。【立野将弘】

 育てる会によると、徳島に初めて盲導犬が導入されたのは「国際障害者年」の1981年。徳島城山ライオンズクラブが視覚障害者に1頭贈呈したのが始まりだという。その後、ライオンズクラブだけでは盲導犬の手配が資金的に難しくなったのを受けて89年11月、ライオンズクラブ会員を中心に、育てる会が結成された。

 式典では、県内に5頭いるうちの1頭で高齢の10歳に達した「ヴィーゴ」の引退式もあった。ヴィーゴはラブラドール・レトリバーの雄。ユーザーで鳴門市撫養町北浜の樫原糾(ただし)さん(74)は「ヴィーゴと一緒なら夜でも昼でもどこにでも歩いて行けたが、これからは難しい。新しい趣味を見つけないと……」と話した。

 また、ピアノコンサートでは全盲のピアニスト・礒村(いそむら)靖幸さん(36)が「剣の舞」「アラベスク」などを演奏し、約700人を魅了。会場は大きな拍手に包まれていた。

毎日新聞 2014年05月05日 地方版

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