宮城県塩釜市社会福祉協議会は聴覚障害者らが災害時や緊急時に使用する「たすけてハンカチ」を作製した。身障者福祉協会や福祉関係の事業所を通じ、市内の対象者約150人に配った。
ハンカチは20センチ四方のタオル地で、300枚を作った。大きく「Help たすけてください」と書かれてある。
東日本大震災後、言葉を話すことが困難な聴覚障害者らから「避難時に意思を伝える物が欲しい」という意見が寄せられ、今回の取り組みにつながった。首都圏の自治体で同様のバンダナを作った例はあるが、県内では初の試みという。
同社協の今野吉晃事務局長は「災害で助けが必要なときに周囲に伝えやすい。日常でも車いすで道路の段差を越えられなかったり、重い荷物を運べなかったりしたときにはハンカチを見せてほしい」と話す。
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助けが必要な場合に意思を伝える「たすけてハンカチ」
河北新報 2014年05月06日火曜日
ハンカチは20センチ四方のタオル地で、300枚を作った。大きく「Help たすけてください」と書かれてある。
東日本大震災後、言葉を話すことが困難な聴覚障害者らから「避難時に意思を伝える物が欲しい」という意見が寄せられ、今回の取り組みにつながった。首都圏の自治体で同様のバンダナを作った例はあるが、県内では初の試みという。
同社協の今野吉晃事務局長は「災害で助けが必要なときに周囲に伝えやすい。日常でも車いすで道路の段差を越えられなかったり、重い荷物を運べなかったりしたときにはハンカチを見せてほしい」と話す。
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助けが必要な場合に意思を伝える「たすけてハンカチ」
河北新報 2014年05月06日火曜日