障害者が描いたアート作品をデザインしたビーチサンダルを売り出すプロジェクトが県内で進んでいる。採用するデザインを選考するコンテストも9日から始まる予定で、関係者は「ビジネスと福祉をうまくマッチングさせたい」と意気込む。
プロジェクトは、県社会福祉協議会としまね海洋館「アクアス」(浜田市)、ビーチサンダルの製造・販売を手がけるゲンべイ商店(神奈川県葉山町)が企画した。4月22日には、県内各地の障害者福祉施設など12施設の入所者らが、ペンギンや魚などアクアスの生き物を描くデッサン会を開催。57作品がコンテストに名乗りを上げた。
アクアスで開くコンテストでは3〜5作品を選定。当初はデザインごとに100個の販売を見込む。サンダルは6月中旬にもアクアスや県のアンテナショップ「にほんばし島根館」などに並ぶ予定だ。
デザインの作者にはデザイン料も支払われる。同社の5代目、中島広行さん(41)は「ビーチサンダルを通じて障害者アートの裾野が広がればうれしい」と話した。
毎日新聞 2014年05月09日 地方版
プロジェクトは、県社会福祉協議会としまね海洋館「アクアス」(浜田市)、ビーチサンダルの製造・販売を手がけるゲンべイ商店(神奈川県葉山町)が企画した。4月22日には、県内各地の障害者福祉施設など12施設の入所者らが、ペンギンや魚などアクアスの生き物を描くデッサン会を開催。57作品がコンテストに名乗りを上げた。
アクアスで開くコンテストでは3〜5作品を選定。当初はデザインごとに100個の販売を見込む。サンダルは6月中旬にもアクアスや県のアンテナショップ「にほんばし島根館」などに並ぶ予定だ。
デザインの作者にはデザイン料も支払われる。同社の5代目、中島広行さん(41)は「ビーチサンダルを通じて障害者アートの裾野が広がればうれしい」と話した。
毎日新聞 2014年05月09日 地方版