◇アジアンタールカップ 堺で国内外5チーム
聴覚障害者によるサッカー大会「アジアンタールカップ2014」(西日本ろう者サッカー協会主催)が31日、堺市堺区の市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(J―GREEN堺)で開かれ、国内外の5チームの選手らが手話を交えてプレーするなどし、熱戦を繰り広げた。
大阪を拠点に活動する「大阪アジアンタールFC」が聴覚障害者の交流を深めようと、各地のチームに呼びかけて昨年から開催。北海道や神奈川県などのほか、韓国からも参加した。
基本的なルールは通常と同じだが、主審はファウルなどの際にホイッスルを鳴らすとともに、フラッグを振って選手に知らせる。
試合はリーグ戦で行われ、選手たちは手話で仲間に指示を出したり、手を振ってコミュニケーションを図ったりし、ゴールが決まると抱き合って喜んでいた。
実行委員長の高橋裕樹さん(34)は「聴覚障害者のサッカーの認知度はまだ低く、メンバーがそろわないチームも多い。大会を通じて、多くの人に競技について知ってもらいたい」と話していた。大会は1日も行われる。
2014年06月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
聴覚障害者によるサッカー大会「アジアンタールカップ2014」(西日本ろう者サッカー協会主催)が31日、堺市堺区の市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(J―GREEN堺)で開かれ、国内外の5チームの選手らが手話を交えてプレーするなどし、熱戦を繰り広げた。
大阪を拠点に活動する「大阪アジアンタールFC」が聴覚障害者の交流を深めようと、各地のチームに呼びかけて昨年から開催。北海道や神奈川県などのほか、韓国からも参加した。
基本的なルールは通常と同じだが、主審はファウルなどの際にホイッスルを鳴らすとともに、フラッグを振って選手に知らせる。
試合はリーグ戦で行われ、選手たちは手話で仲間に指示を出したり、手を振ってコミュニケーションを図ったりし、ゴールが決まると抱き合って喜んでいた。
実行委員長の高橋裕樹さん(34)は「聴覚障害者のサッカーの認知度はまだ低く、メンバーがそろわないチームも多い。大会を通じて、多くの人に競技について知ってもらいたい」と話していた。大会は1日も行われる。
2014年06月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun