精神障害者の就労を考える講演会が14日、兵庫県の三田市総合福祉保健センター(川除)であった。雇用促進に取り組むNPO法人や企業、障害のある当事者が語り合い、就労継続の大切さを呼び掛けた。
同市精神障害者支援センターが主催した。
大阪市のNPO法人「大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN)新大阪」の茂木省太副所長は、雇用の現状や課題について講演。就職件数は年々増えている一方、身体・知的障害者に比べると、仕事を続ける人の増加幅が少なく、企業側に不安が根強いことを指摘した。
統合失調症を患い、JSNの協力でシステム開発会社に再就職した大阪市の男性は、心身の状態を日々記録することで自らを理解し、対応できたと振り返り、「病気であることをきちんと職場に伝えた方が相談しやすく、働き続ける環境が整う」と語った。
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精神障害者の雇用状況について熱心に聞き入る参加者ら=三田市川除、市総合福祉保健センター
2014/6/15 05:30 神戸新聞
同市精神障害者支援センターが主催した。
大阪市のNPO法人「大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN)新大阪」の茂木省太副所長は、雇用の現状や課題について講演。就職件数は年々増えている一方、身体・知的障害者に比べると、仕事を続ける人の増加幅が少なく、企業側に不安が根強いことを指摘した。
統合失調症を患い、JSNの協力でシステム開発会社に再就職した大阪市の男性は、心身の状態を日々記録することで自らを理解し、対応できたと振り返り、「病気であることをきちんと職場に伝えた方が相談しやすく、働き続ける環境が整う」と語った。

精神障害者の雇用状況について熱心に聞き入る参加者ら=三田市川除、市総合福祉保健センター
2014/6/15 05:30 神戸新聞