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知的障害者に学びの場を提供

 【北見】知的障害者に学びの場を提供する「オープンカレッジinきたみ」が10日、北見工大で開かれ、市内外から計13人が受講した。

 北見工大と日赤看護大のボランティア学生らでつくる実行委(佐伯奈々花委員長)と、ダウン症の子どもを持つ家族の会の共催で、今年で9回目。

 この日は学生を先生役に計三つの講義を行った。このうち太陽エネルギーの講座ではソーラーカーの模型の組み立てに挑戦。受講生は部品を手に「ちょっと難しいな」。それでも学生の手助けを借りて全員が完成させた。その後、戸外に持ち出し地面に置いたとたんに加速。「速い、速い」と歓声も飛び交い、受講生たちは学生気分を満喫したようだった。

 日赤看護大2年の佐伯さんは「最初はぎこちなかったけれど、すぐに受講生と打ち解けた。楽しいですね」と話していた。

北海道新聞-2012/11/11

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