障害者や外国人など就労に困難を抱える人々をサポート!
障害者をはじめとした就労を希望しているにもかかわらず、適切なマッチングが図られず、人材として生かされぬまま地域に埋もれている現状を打開しようと、兵庫県明石市の「生きがいしごとサポートセンター播磨東」に、専用相談窓口が設置された。兵庫県内でも初の取り組みとして、注目されている。
この「生きがいしごとサポートセンター播磨東」は、神戸という土地柄も生かして、観光客への無料車いす貸し出しや、障害者によるユニバーサル観光ガイドブックおよびライフ情報誌の発行などを手がけているNPO法人の「ウィズアス」が、兵庫県の補助事業として運営するもの。生きがいのある働き方を総合的に支援する就業・起業のサポートセンターとして活動を展開している。
さまざまな障害がある人々に対しては、コミュニティ・ビジネスやNPOなどで就業・起業についてのノウハウ提供やアドバイス、各種セミナーなどを実施することで、その人らしく働くことができ、社会的自立が可能となるよう、総合的に支援する取り組みを続けている。
専門スタッフを配置し、マッチングや起業支援を展開
センターを運営するウィズアスによると、障害者や外国人においては、単調な入力作業など職種・職場が限定されがちで、雇用の機会が限られていること、安定的な就労が実現しにくいことといった問題点があるといい、企業側も法定雇用率の縛りに苦しんだり、何をどのように任せればよいのか、どうやって環境整備を進めればよいかといった悩みを抱えたりと、雇用に戸惑いをみせているという。
そこで、今回新たに窓口を設置し、大手企業で障害者採用人事に携わってきた相談員や、国際交流担当スタッフらを専門スタッフとして配置。企業側のニーズを掘り起こしたり、環境整備の助言を行ったりして、理想的なマッチングの実現と雇用機会の拡大を図っている。
当事者らがどのように働きたいか、仕事に何を求めるか、丁寧に聞き取り、起業支援も行っているそうだ。よりひとりひとりの能力を生かし、やりがいを感じて働けるようサポートしていきたいという。
相談を受け付ける専門窓口は、曜日によって、月曜が外国人、火曜・木曜が障害者、水曜が高齢者・若者・女性などを対象とするものとし、起業・運営相談は随時実施している。相談時間が重なる場合があるため、予約での利用が推奨されている。
2014年6月24日 20:00 障害者雇用インフォメーション
障害者をはじめとした就労を希望しているにもかかわらず、適切なマッチングが図られず、人材として生かされぬまま地域に埋もれている現状を打開しようと、兵庫県明石市の「生きがいしごとサポートセンター播磨東」に、専用相談窓口が設置された。兵庫県内でも初の取り組みとして、注目されている。
この「生きがいしごとサポートセンター播磨東」は、神戸という土地柄も生かして、観光客への無料車いす貸し出しや、障害者によるユニバーサル観光ガイドブックおよびライフ情報誌の発行などを手がけているNPO法人の「ウィズアス」が、兵庫県の補助事業として運営するもの。生きがいのある働き方を総合的に支援する就業・起業のサポートセンターとして活動を展開している。
さまざまな障害がある人々に対しては、コミュニティ・ビジネスやNPOなどで就業・起業についてのノウハウ提供やアドバイス、各種セミナーなどを実施することで、その人らしく働くことができ、社会的自立が可能となるよう、総合的に支援する取り組みを続けている。
専門スタッフを配置し、マッチングや起業支援を展開
センターを運営するウィズアスによると、障害者や外国人においては、単調な入力作業など職種・職場が限定されがちで、雇用の機会が限られていること、安定的な就労が実現しにくいことといった問題点があるといい、企業側も法定雇用率の縛りに苦しんだり、何をどのように任せればよいのか、どうやって環境整備を進めればよいかといった悩みを抱えたりと、雇用に戸惑いをみせているという。
そこで、今回新たに窓口を設置し、大手企業で障害者採用人事に携わってきた相談員や、国際交流担当スタッフらを専門スタッフとして配置。企業側のニーズを掘り起こしたり、環境整備の助言を行ったりして、理想的なマッチングの実現と雇用機会の拡大を図っている。
当事者らがどのように働きたいか、仕事に何を求めるか、丁寧に聞き取り、起業支援も行っているそうだ。よりひとりひとりの能力を生かし、やりがいを感じて働けるようサポートしていきたいという。
相談を受け付ける専門窓口は、曜日によって、月曜が外国人、火曜・木曜が障害者、水曜が高齢者・若者・女性などを対象とするものとし、起業・運営相談は随時実施している。相談時間が重なる場合があるため、予約での利用が推奨されている。
2014年6月24日 20:00 障害者雇用インフォメーション