◇「たくさんの人が飲んで笑顔に」
周南市大島の障害者支援施設「白鳩学園」を応援する芋焼酎「しろい鳩」が出来上がった。施設利用者が育てたサツマイモを原料に醸造して5年目。担当した同市久米の酒造会社「山縣本店」の山縣俊郎社長はお披露目式で「たくさんの人が飲んで笑顔になります。また、立派な芋を作ってください」とねぎらった。
同学園は2009年、商品化を通して、利用者の自立、社会参加を図ろうとサツマイモの栽培を始めた。
13年は天候不順で、収穫量は例年の半分以下の270キロにとどまった。山縣本店が引き続き醸造し、1・8リットル瓶で130本の「しろい鳩」が完成した。サツマイモの甘みや香りを生かした味に仕上がったという。
小売価格は1本2592円で、同市久米旭ケ丘の中嶋酒店(0834・25・0689)など県内5店で扱っている。
お披露目式は6月4日、白鳩学園のホールであった。地元住民も参加して、「しろい鳩」を試飲し今年の出来を確かめた。学園は休耕田約20アールに来年の焼酎づくりに向けてサツマイモを植え付け、1トンの収穫を目指している。利用者を代表して福田和男さんが「5年目になり、いろんな人に知られるようになった。これからもサツマイモ作りに頑張ります」と述べた。
毎日新聞 2014年06月28日〔山口東版〕
周南市大島の障害者支援施設「白鳩学園」を応援する芋焼酎「しろい鳩」が出来上がった。施設利用者が育てたサツマイモを原料に醸造して5年目。担当した同市久米の酒造会社「山縣本店」の山縣俊郎社長はお披露目式で「たくさんの人が飲んで笑顔になります。また、立派な芋を作ってください」とねぎらった。
同学園は2009年、商品化を通して、利用者の自立、社会参加を図ろうとサツマイモの栽培を始めた。
13年は天候不順で、収穫量は例年の半分以下の270キロにとどまった。山縣本店が引き続き醸造し、1・8リットル瓶で130本の「しろい鳩」が完成した。サツマイモの甘みや香りを生かした味に仕上がったという。
小売価格は1本2592円で、同市久米旭ケ丘の中嶋酒店(0834・25・0689)など県内5店で扱っている。
お披露目式は6月4日、白鳩学園のホールであった。地元住民も参加して、「しろい鳩」を試飲し今年の出来を確かめた。学園は休耕田約20アールに来年の焼酎づくりに向けてサツマイモを植え付け、1トンの収穫を目指している。利用者を代表して福田和男さんが「5年目になり、いろんな人に知られるようになった。これからもサツマイモ作りに頑張ります」と述べた。
毎日新聞 2014年06月28日〔山口東版〕