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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者の就職、支援施設が増加 アイエスエフネットなど

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 障害者の就職に必要な技能を教える事業所が増えている。人材サービスのアイエスエフネット(東京・港)は3年で10カ所増やす。障害者向け事業を手掛けるLITALICO(東京・目黒)も来年度から年3〜4カ所を新設する。障害者の法定雇用率が引き上げられ、企業が採用を増やそうとしているのが背景だ。

 就労移行支援事業は障害福祉サービスの一つ。就職を希望する障害者への職業訓練を手掛ける。社会福祉法人やNPO法人のほか民間企業も参入している。厚生労働省によると「就労移行支援事業所」は2013年末時点で全国に約2700カ所あり、12年末に比べ12%増えた。

 アイエスエフネットはグループ会社を通じ全国14カ所で運営しており、今後3年で10カ所増やす。あいさつや出勤時の服装などビジネスマナーのほか、障害の種類に合わせてパソコンの使い方などを教える。

 LITALICOは今月、兵庫県と広島県に事業所を開設。15年4月以降も年3〜4カ所ずつ増やす計画だ。現在、全国で44カ所を運営するが各事業所には定員があり、開設を待つ障害者が多い。

 メールの書き方やオフィスでのコミュニケーション方法などを教える。一定以上の訓練を受けた人は、企業の実習に参加し、自分に合った仕事を探すなど就職準備をする。13年度の就労実績は、前年度比約18%増えた。

 13年に障害者雇用促進法が改正され、企業が従業員のうち障害者を雇用する義務のある割合が1.8%から2%に引き上げられた。

2014/7/5 11:45 情報元 日本経済新聞 電子版

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