利用者の男性を虐待したとして、県が知的障害者総合援護施設「県立あすなろの郷」(水戸市杉崎町)を運営する県社会福祉事業団に再発防止などを求める勧告を行っていたことが10日、県などへの取材で分かった。
県などによると、同施設の常勤嘱託の男性職員が6月17日、同施設の作業所で、短期入所していた知的障害者の男性に薬を飲ませようとしたところ、男性が抵抗。職員はカッとなって男性の左太もも裏を蹴ったという。監視カメラに映っていたことから発覚。同事業団が翌18日、県に報告し、県は「虐待」と判断した。職員はすでに依願退職している。同施設の遠西豊所長は「再発防止に努めたい」と話した。
毎日新聞 2014年07月11日 地方版
県などによると、同施設の常勤嘱託の男性職員が6月17日、同施設の作業所で、短期入所していた知的障害者の男性に薬を飲ませようとしたところ、男性が抵抗。職員はカッとなって男性の左太もも裏を蹴ったという。監視カメラに映っていたことから発覚。同事業団が翌18日、県に報告し、県は「虐待」と判断した。職員はすでに依願退職している。同施設の遠西豊所長は「再発防止に努めたい」と話した。
毎日新聞 2014年07月11日 地方版