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Channel: ゴエモンのつぶやき
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:「福祉の店いわき」開店 授産施設障害者ら、手作り品展示販売 /福島

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 ◇クッキー、ジャムから、せっけん、足マットなど4000点

 授産施設で障害者らが手作りした物品を展示販売するアンテナショップ「福祉の店いわき」が、いわき市の鹿島ショッピングセンターエブリア内に開店した。原発事故で食品作りの中断を余儀なくされた施設が相次いだが、安全性が確認され徐々に再開。県内各地の31施設がクッキーやジャム、納豆などの食品から、せっけん、足ふきマット、革製品などの日用品まで約400品目4000点を出品した。

 8日は開店と同時に多くの市民が訪れ、商品を手にしたり、試食品を口にしたりして「すてきね」「おいしいわよ」などと言いながら次々と購入していた。手造りみそ「しあわせみそ」を出品した「なこそ授産所」(いわき市錦町)に通う遠藤竜次さん(18)は「一日でも早く復興できるよう頑張っています」と多くの来店を呼びかけている。

 主催する県授産事業振興会(県内100施設が加盟)によると、震災当初は県外のボランティア団体などが県内施設の物品を引き取るなどの支援を行ったが、最近は激減。一方で、施設自らが積極的に県内外の各種イベントに出品するようになり、原発事故の被害克服を試みているという。

 ショップの収益は施設利用者の給与に還元される。同振興会の斎藤敏明・事務局長は「施設で働く障害者らの平均月給は、県が目指す2万円を大幅に下回る厳しい状況。ぜひ一度ショップを訪れてください」と話す。

 21日まで。問い合わせは、同振興会(電話024・563・1228)。


障害者たちが手作りしたクッキーを味見する人々

毎日新聞

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