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Channel: ゴエモンのつぶやき
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難聴、健常者大会でも好成績 唐津出身・金持さんに認定証 /佐賀

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 ◇来夏、世界記録更新に期待

 世界での活躍が期待される県内のアマチュアスポーツ選手が対象の「さがんアスリート」に、大阪体育大1年の水泳選手、金持(かなじ)義和さん(18)=唐津市出身=が選ばれ、26日、県庁で認定証が授与された。金持さんは聴覚障害があり、障害者10+件や健常者の大会で好成績を残している。障害者10+件で認定されたのは初めて。

 「さがんアスリート」は強化費の一部を県が助成する制度。金持さんは1歳のころ患った髄膜炎の影響で、特定の音しか聞き取れない高度難聴の障害がある。6月のアジア太平洋ろう者競技大会では背泳ぎ50メートル、100メートル、200メートルでいずれも優勝。健常者の大会でも隣の選手の反応を号砲代わりにスタートし、高校総体や国体などに県代表として出場した。来年7〜8月にブルガリアで開かれるデフリンピックでは、世界記録の更新が期待されている。

 認定証を手渡した古川康知事は「期待をもって見守っている」と激励。金持さんは報道陣に「選ばれると思っていなかったのでうれしい」と話した。

毎日新聞 2012年11月27日 地方版

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