障害者10+件作業所で作っているスイーツの出来栄えを競ったり、販売したりする第1回「チャレあま」スイーツコンテスト(主催・同コンテスト実行委員会)が25日、尼崎市南塚口町2の塚口さんさんタウン2階スカイコム広場であった。阪神間にある五つの障害者10+件作業所が参加し、計300食を準備したが、開始から約20分間で「完売」となる盛況ぶりだった。
会場では、チョコレートをふんだんに使った「ガトーショコラ」や、東日本大震災で被災した宮城県女川町の作業所の支援を受けて作った丸大豆おからと国産小麦粉などを使った「おからかりんとう」など、工夫を凝らしたスイーツが並んだ。
審査会では「見た目もよく、サクサクとした食感がいい」と尼崎市南武庫之荘3の就労事業所「アクアガーデン」のココアクッキーが最優秀賞に選ばれた。同施設でクッキーを作ったメンバーの1人、加藤哲さん(51)は「試行錯誤して作ったクッキーが選ばれてうれしい」と喜んだ。
審査した同実行委員会の事務局、NPO法人ASUネット理事長の磯田洋一さん(70)は「これからも(コンテストを)続けて行きたい。これを機会に作業所の活動を広く知ってもらえれば」と話した。
毎日新聞 2012年11月26日 〔阪神版〕
会場では、チョコレートをふんだんに使った「ガトーショコラ」や、東日本大震災で被災した宮城県女川町の作業所の支援を受けて作った丸大豆おからと国産小麦粉などを使った「おからかりんとう」など、工夫を凝らしたスイーツが並んだ。
審査会では「見た目もよく、サクサクとした食感がいい」と尼崎市南武庫之荘3の就労事業所「アクアガーデン」のココアクッキーが最優秀賞に選ばれた。同施設でクッキーを作ったメンバーの1人、加藤哲さん(51)は「試行錯誤して作ったクッキーが選ばれてうれしい」と喜んだ。
審査した同実行委員会の事務局、NPO法人ASUネット理事長の磯田洋一さん(70)は「これからも(コンテストを)続けて行きたい。これを機会に作業所の活動を広く知ってもらえれば」と話した。
毎日新聞 2012年11月26日 〔阪神版〕