海辺に地域の活動拠点をつくる「渚の交番」プロジェクトで、日本海側で初となる交流施設が二十五日、小浜市鯉川の若狭鯉川シーサイドパークにオープンした。記念式典では、地元の女性フラダンスチームが踊りを披露するなど祝賀ムードを盛り上げ、高齢者や障害者が働く場としての期待も高まった。
小浜市の「渚の交番」は地元の社会福祉法人C・ネットふくいが運営を担う。全国でも社会福祉法人が運営するのは初めて。木造平屋四百四十平方メートルで、約一億五千万円を掛け建てられた。
今後、午前九時〜午後五時に営業し、高齢者や障害者などのスタッフが十人ほど働く。施設内には、近くの製塩場遺跡にちなみ、一般の来場者が海水から塩作りを体験できる工房もある。
施設の運営費は、屋根のソーラーパネルで起こす太陽光発電(八〇キロワット)の売電や、工房で一日六キロを生産する塩の販売で賄う。
祝賀ムードを盛り上げたフラダンスチーム=小浜市で
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写真 ネットふくいの山元和也理事長は「高齢者や障害者の生きがいである就労の場をつくり、海の安全を守っていく」と抱負を述べた。
2014年7月26日 中日新聞
小浜市の「渚の交番」は地元の社会福祉法人C・ネットふくいが運営を担う。全国でも社会福祉法人が運営するのは初めて。木造平屋四百四十平方メートルで、約一億五千万円を掛け建てられた。
今後、午前九時〜午後五時に営業し、高齢者や障害者などのスタッフが十人ほど働く。施設内には、近くの製塩場遺跡にちなみ、一般の来場者が海水から塩作りを体験できる工房もある。
施設の運営費は、屋根のソーラーパネルで起こす太陽光発電(八〇キロワット)の売電や、工房で一日六キロを生産する塩の販売で賄う。
祝賀ムードを盛り上げたフラダンスチーム=小浜市で

写真 ネットふくいの山元和也理事長は「高齢者や障害者の生きがいである就労の場をつくり、海の安全を守っていく」と抱負を述べた。
2014年7月26日 中日新聞