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Channel: ゴエモンのつぶやき
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糸賀氏生誕100年歌で祝う CD化へ

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 「障害者福祉の父」と呼ばれ県内に障害者の入所施設を開いた社会運動家の故・糸賀一雄氏(1914〜68年)の生誕100年を記念し、作詞・作曲された楽曲「ほほえむちから」のレコーディングが、このほど栗東市内で行われた。

 楽曲はフォーク歌手の小室等さんがプロデュース。小室さんが作曲したやわらかいメロディーに、詩人の谷川俊太郎さんがつづった「くるしむわたし くじけるあなた でもほほえむちから こころにひめて」「いるだけで かがやくいのち」といった詞がのせられている。糸賀氏が残した「この子らを世の光に」の言葉を思わせる仕上がりだ。

 楽曲は当初、3月に栗東市内で行った記念式典で披露するだけの予定だったが、「とても良い歌だ」と好評だったため、CD化が決まった。

 今月下旬、栗東芸術文化会館さきらで行われたレコーディングには、県内外のプロ、アマチュアの音楽家約200人が参加した。地元では「さきらジュニアオーケストラ」が弦楽を演奏した。

 チェロを弾いた大津市立平野小5年、山本光心君(11)は「レコーディングを体験したのは初めてで楽しかった。命を題材にした良い歌で、たくさんの人に聴いてもらいたい」と話していた。

 CDは秋に完成し、11月に同会館で開催される「糸賀一雄記念賞第13回音楽祭」でも披露される予定。

2014年07月29日 読売新聞

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