【恵庭】市内で障害者の生活介護や就労支援の施設を運営している社会福祉法人「恵庭光風会」(大川健一理事長)が来年4月、新町30の3に複合福祉施設「えにわ地域活動センター(仮称)」を開設する。18歳未満の障害児専用のフロアを市内で初めて設け、複数のサービスを一体で展開する。
施設は鉄筋コンクリート造り3階建て延べ床面積1165平方メートル。1階には、現在市内末広町にある障害者の生活相談窓口「市障がい者総合相談支援センター e―ふらっと」が移転。2階に成人通所者がタオルたたみなどをする作業室(定員10人)や食堂が入る。
障害児専用の3階には、小さなトランポリンや絵本などを備え、放課後に利用できるデイサービススペース(同20人)のほか、寝たままで入浴できる重度障害児専用の特殊な浴槽を市内で初めて設置した。このほか、一時的に入所できる個室4室も設ける。
約660平方メートルの土地は大川理事長の私有地を同法人が無償で譲り受けた。総工費は約3億6千万円。
恵庭光風会によると、市内で障害児が放課後にサービスを受けられる施設は4カ所あるが、重度障害児用の特殊浴槽はなく、利用するには近隣では北広島や札幌などに出向く必要があった。
同法人は「複数のサービスを一体化した施設を市中心街に建てることで、利用者の利便性が向上する」としている。
利用料金は未定。特殊浴槽の利用は市民に限る予定で、他のサービスは市民でなくても同法人と契約すれば利用できる。問い合わせは恵庭光風会(電)34・0848へ。(
(09/04 16:00) 北海道新聞
施設は鉄筋コンクリート造り3階建て延べ床面積1165平方メートル。1階には、現在市内末広町にある障害者の生活相談窓口「市障がい者総合相談支援センター e―ふらっと」が移転。2階に成人通所者がタオルたたみなどをする作業室(定員10人)や食堂が入る。
障害児専用の3階には、小さなトランポリンや絵本などを備え、放課後に利用できるデイサービススペース(同20人)のほか、寝たままで入浴できる重度障害児専用の特殊な浴槽を市内で初めて設置した。このほか、一時的に入所できる個室4室も設ける。
約660平方メートルの土地は大川理事長の私有地を同法人が無償で譲り受けた。総工費は約3億6千万円。
恵庭光風会によると、市内で障害児が放課後にサービスを受けられる施設は4カ所あるが、重度障害児用の特殊浴槽はなく、利用するには近隣では北広島や札幌などに出向く必要があった。
同法人は「複数のサービスを一体化した施設を市中心街に建てることで、利用者の利便性が向上する」としている。
利用料金は未定。特殊浴槽の利用は市民に限る予定で、他のサービスは市民でなくても同法人と契約すれば利用できる。問い合わせは恵庭光風会(電)34・0848へ。(
(09/04 16:00) 北海道新聞